アサヒビールが「クラフトビール」に新規参入 来年2月から年間4種類を発売予定

2014.12.8 16:58

アサヒビールが投入するクラフトビールの「ドライポーター」(左)と「ドライペールエール」(平尾孝撮影)

アサヒビールが投入するクラフトビールの「ドライポーター」(左)と「ドライペールエール」(平尾孝撮影)【拡大】

 アサヒビールは8日、ビール新ブランド「クラフトマンシップ」シリーズを投入すると発表した。若者を中心に人気を集めている地ビールなど小規模醸造の「クラフトビール」市場に参入する。第1弾の「ドライポーター」を来年2月10日に、第2弾の「ドライペールエール」を3月24日にコンビニエンスストア限定で発売する。タイプを変えて年間4回、新商品を投入する計画だ。

 同シリーズは、ビール醸造学のマスター称号を持つ社員が、レシピや製法、味わいといった商品設計を監修し、1商品10万ケース(1ケースは大瓶20本換算)程度の小規模製造とする。

 国内の大手ビールの製品の大半は、酵母が下層に沈み込む下面発酵と呼ばれる「ピルスナー」だが、アサヒでは第1弾、第2弾ともに、上面発酵を採用し、ピルスナーとの味の違いを明確にしている。350ミリリットル缶の店頭価格が250円で、主力ビール「スーパードライ」よりも25円高い設定になっている。

 クラフトビールをめぐっては、キリンビールが今年7月に参入意向を表明。ビール市場が縮小傾向のなか、現在の市場シェアは1%未満のクラフトビールは、「ビール離れ」が指摘される若者からも支持され、2020年には2~3%に膨らむとみられる。このため数少ない有力市場とみて、各社が参入を進める。

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