パナソニック開発者の熱い思い カーナビの音作りにこだわり続ける理由 (2/5ページ)

2014.12.23 17:06

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社

 仲野清裕氏

 ---『ストラーダ』の音質が特に際立ったのは、2008年に「音の匠」の機能が搭載されてから。それは日本における、トップクラスのレコーディングエンジニア集団「ミキサーズ・ラボ」とのコラボレーションによるものだと聞いているが、その開発の原点はどこにあったのか?

 仲野氏「当時、私たちはいい音とは何かというテーマについて模索していました。10人いれば10通りのいい音がある中で、実際にCDの音を録ったエンジニアの方とお話しできたらありがたいな、と考えていました。そんな折、偶然ご縁がありまして、ミキサーズ・ラボさんに当社のナビの音を聴いて頂いく機会ができました。さらに彼らのスタジオで、彼らの録ったCDのスタジオマスターサウンドを聴き、お話をさせていただく中でとても心を動かされて、音創りという作業でご一緒させていただくことになったのが始まりです」

 ---「音の匠」搭載の前後で、音創りが大きく変わったこととは?

 仲野氏「車の音場環境というのはあまり良いとは言えません。スピーカーは足元についていることが多いですし、基本的に聴き手側に向いていません。さらに聴き手に対して左右のスピーカーの距離も異なります。インテリアの質や形状の影響も受けます。通常であれば、このような車内環境に合わせた音創りという観点から始めるのが“常識”で、私達も2007年以前(「音の匠」搭載前)はそのような観点で音創りをしていました。しかし、ミキサーズ・ラボさんの創る音を聴き、車内環境だけでなく音楽性を重要視して、聴く人に感動を与えるような音創りを目指そうと、私達の考え方も少し変わりました。

EQフラットの状態で、各楽曲の持つ空気感や躍動感を重視しながら…

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