“明るい廃虚”ピエリ守山が再始動 今後不安視する声も…これからが勝負! (3/5ページ)

2014.12.23 17:14

 従業員の雇用問題などで契約解除に時間がかかったテナントがあった関係で、テナント数が1ケタ台になっても今年2月まで営業は細々と続けられていた。

 駐車場を含めて東京ドーム3個分はある広大なモールで営業しているのはわずか数店舗。人影はほとんどないのに照明はこうこうと灯り、落ち着いた音楽が館内に流れる。

 そんな様子は、インターネットなどで「明るい廃虚」と呼ばれて話題になり、県外から見物客が押しかける“人気”ぶりだった。

 昨年9月、サムティがピエリ守山を買収。施設の状態の良さや立地条件などから「十分に勝負できる」と判断し、既存の施設を活用してショッピングモールを再生させる計画を立てた。大川部長は「旧ピエリ守山の失敗は、不運によるところが大きい。独自性をPRすればきっと再生できる」と説明する。

 AKB48の元メンバーをイメージキャラに

 リニューアルにあたって意識したのは、「競合施設との差別化」だ。

約190店舗が入る「イオンモール草津」と同じ店舗はほぼない

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。