【企業スポーツと経営】旭化成(中)「練習拠点」守りつつ変革 (2/3ページ)

2014.12.25 05:00

 男子柔道では最近、パーク24や京葉ガスといった新興勢力が台頭している。にもかかわらず、同社が互角以上の戦いを展開できているのは、東京組や大阪組の存在が大きい。

 こうした取り組みは、陸上部も進めている。

 柔道界の勢力図が塗り変わりつつあるのと同様、陸上長距離でもコニカミノルタや日清食品グループが躍進。上位チームの多くは、外国人を含む有力選手と契約し、長距離王国の旭化成といえども押され気味だ。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では99年以降、優勝から遠ざかり、部員も21人と最盛期の約半分に減った。女子部員は、2010年3月を最後に不在状態が続く。

 同社はこれまで、将来性ある九州出身の高卒無名選手をスカウトし、集団の中で鍛え上げる手法によって高い競技レベルを維持してきた。実際、12年の福岡国際マラソンで2時間8分台の好記録をたたき出した堀端宏行選手(熊本県出身)のように、入社後に頭角を現す選手が少なくない。

 ◆「延岡」以外にも門戸

 しかし最近は箱根駅伝の地位が上がり、大学進学を志す若者が増加。大学が支援を手厚くしている事情もあり、実業団チームは高卒の有望株を見つけづらくなっている。

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