【企業スポーツと経営】旭化成(下)目標に向かって自己成長を (1/2ページ)

2014.12.26 05:00

 スポーツは共通言語-。旭化成の浅野敏雄社長はそう語り、同社のスポーツ活動が、社内はもちろん、取引先や地域を含めた一体感を生むのに貢献してきたと強調する。足元の業績は好調とはいえ、化学業界の競争が激化するなか、いつまでも好業績が続くとはかぎらないが、廃部の可能性はないと断言し、業績と照らし合わせて決めるべきでもないという。

 --旭化成社員にとって選手はどんな存在か

 「とても自然な存在だ。私自身が勤務していたので分かるが、延岡の社員にとっては特にそうだ。私は寮でも職場でも選手と一緒だったし、彼らがひたむきに練習する姿を日常的にみていた。今も年に3回、大きな大会に応援のため出向いている。当社の選手は他の社員と同様、正社員として雇用されている。競技をしているよりも、引退後に仕事で活躍する期間の方が長い。自然に選手を受け入れる土壌がある」

 ◆社内の士気高揚

 --社内の一体感醸成や士気高揚をスポーツ活動の主な目的としてきた

 「旭化成陸上部は、東洋醸造と合併した1992年1月1日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で優勝した。宗茂さんだったと思うが、そのときの優勝インタビューで『新しい仲間を迎える日だから優勝したかった』と語った。私はちょうどその場面をテレビで見ていて、すごくうれしかったのを覚えている。その思い出を先日ある取引先の会長に語ったら、やはり見ていたとおっしゃっていた。スポーツ活動には取引先や地域を含めた一体感を生み出す力がある。いわば共通言語だ」

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