デミオ、i3、ミライなど…低燃費技術の博覧会だった14年のクルマ業界 (1/4ページ)

2014.12.29 17:08

【BUSINESS REPORT】

 2014年の自動車業界を振り返ってみると、じつに“多様化”の進んだ1年だったように感じる。特に、メーカー各社の環境性能への積極的な取り組みが印象に残った。もはや定番化しつつあるハイブリッド車を筆頭に、クリーンディーゼル、EV(電気自動車)、S-エネチャージ、さらにはFCV(燃料電池車)と、次世代の主流をめざす新しい低燃費化技術エンジンを搭載したクルマが続々と登場した。

 まずは、小型のクリーンディーゼルエンジンを搭載したコンパクトカー、マツダ『デミオ』は「日本カー・オブ・ザ・イヤー2014-2015」を受賞。国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティー、そしてテクノロジーをリーズナブルな価格で実現。低燃費技術を追求する中で、新しい選択肢として小型クリーンディーゼルを採用、軽快なフットワークと相まってクルマの楽しさを再認識させてくれた。日本から世界に向けてアピールできる実力を持ったコンパクトカーである。

 そして、製造段階から必要な電力をすべてクリーンエネルギー(風力発電)でまかなうBMW『i3』も、単に電気自動車というだけでなく、生産から使用、そして廃棄といった、車両を生産する過程すべてに徹底的なエコ思想を貫き、自動車が直面している課題に真正面から取り組んだクルマとして話題を集めた。軽量化技術の最先端であるCFRP(カーボンファイバー)を量産した意義も大きい。

 その他にも、次世代エネルギーの水素を使った燃料電池車として登場したトヨタ『ミライ』は世界でいち早く量販化を決定。インフラ整備が課題であることはもちろんだが、実用化のハードルとして懸念されていた水素充填機を共同開発し展開することなどに加え、一般販売を実現したことの意義は大きく、日本が世界市場を牽引する分野として注目されている。

新エンジンで32.4キロの燃費を実現した『ワゴンR』

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