【フロントランナー 地域金融】かながわ信用金庫・石倉清史氏(上) (1/2ページ)

2015.1.12 05:00

 □かながわ信用金庫 藤沢営業部長・石倉清史氏(上)

 ■消費者視点で「売れる物件」吟味

 神奈川県南部の藤沢市は鎌倉市と茅ケ崎市に隣接し、江の島などの観光地もある湘南地区の中心都市だ。かながわ信用金庫藤沢営業部は活気あふれる藤沢駅周辺エリアに店舗を構える。

 石倉清史営業部長が率いる藤沢営業部の名称は三浦、藤沢の両信用金庫が合併して三浦藤沢信用金庫(現かながわ信用金庫)となる以前に、藤沢信金の本店だったことに由来する。本店機能は横須賀市の本店営業部に移され、藤沢営業部は営業店の一つに位置づけられている。

 取引先は不動産業者が4割、サービス業と個人が各2割を占め、不動産以外では商店や飲食店が多い。不動産業者の多くは古くから地元で営業し、土地の仕入れや建売住宅で資金の相談を持ちかけられることが多い。

 「心掛けているのは現地に行き、消費者の視点で物件を見ること。地元業者といえども物件を仕入れる際には業者の視点になってしまう。渉外担当者には子育て世代がターゲットの物件ならば、学校や病院など周辺の生活インフラや通勤の利便性といった観点からチェックするようにアドバイスしている」

 消費者のニーズに合った「売れる物件」でないと取引先のためにもならない。アドバイスには与信管理の観点だけでなく、取引先に優良物件を取得してもらいたいとの思いがこもる。

 藤沢エリアは住宅街として人気が高く、都内からシニア層が移住するケースも増えるなど不動産取引のニーズは高く、資金需要は旺盛だ。そこで石倉氏が重視するのが「企業が資金を必要としたときに真っ先に相談してもらえる関係づくり」だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。