航空各社、燃料節約に知恵 原油安でも取り組み強化 (3/5ページ)

2015.1.19 06:38

全日本空輸によるエンジン洗浄作業。燃費性能を1%高められる

全日本空輸によるエンジン洗浄作業。燃費性能を1%高められる【拡大】

 「今年度は680基の洗浄を計画しているが、昨年12月までに623基で実施した。おそらく計画を上回り、上回った分だけ燃料を節約できる」

 プロジェクトを率いる望月吉雄CSR推進チームリーダーは計画達成に自信をみせる。

 最新機材に更新も

 燃料を節約するには、燃費性能の高い最新機材に更新するのが最も手っ取り早い。新型のボーイング787-8は、同じ中型機の767-300ERに比べてCO2排出量が20%も少ない。

 燃料使用には飛行ルートも大きな影響を与える。昨年7月、マレーシア航空機がウクライナ東部上空で撃墜された。マレーシア当局は否定するが、リスクの高いウクライナ上空を飛んだのは、客離れに苦しむなか、燃料代を切り詰めようと最短距離により近いルートを選んだためといわれる。

 一方、それらと並んで効果があるのが機材の軽量化だ。

長距離路線に使われるボーイング777-300は最大で約1800キロの軽量化が可能

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