NTTドコモが29日発表した2014年4~12月期連結決算は、最終利益が前年同期比11.2%減の3818億円になるなど、減収減益になった。通期業績は直近予想を据え置いた。
売上高は1.1%減の3兆3267億円、営業利益は14.7%減の5871億円。
モバイル通信の売り上げは、6月に提供開始した「カケホーダイ&パケあえる」などの割引サービスの影響により、1590億円の減収となった。また営業費用は端末機器原価や営業収入費用が増えたことで、営業減益となった。
中間期に続き、定額通話を柱とする新料金プランへの移行による減収が響いた。