≪パネルディスカッション≫“プレディクティブアナリティクス”の実践と課題
<モデレーター>
□VALUENEXコンサルティング代表取締役CEO VALUENEX,Inc.President 中村達生氏
<パネリスト>
□創成国際特許事務所所長(元日本弁理士会会長) 佐藤辰彦氏
□東京大学政策ビジョン研究センター教授・センター長 坂田一郎
□電通国際情報サービス金融ソリューション事業部金融事業戦略部VCF グループVCFエバンジェリスト 江上広行氏
□データアーティスト代表取締役社長 山本覚氏
□エルゼビア・ジャパン Academic Relations Director,Japan/APAC アンデーシュ・カルソン氏
◇
パネルディスカッションは、特許情報、学術論文情報、放送・電子メディア情報や企業財務情報など各分野の情報を用いて、予測解析技術による意思決定支援、戦略的支援などを実践する各界有識者が議論を展開した。
■到来するデータ洪水時代
中村 2020年には世界中で45ゼタバイトに達する洪水のようなデータ量をどう扱っていくか。一般に情報を読むから見るに換えると時間は80分の1にできる。仮説だが専門家が読む10万件の燃料電池資料はビッグデータ可視化技術を使えば320分の1の二乗の時間で解析できる。データハンドリングはグローバル競争時代の重要要素となる。