テクノス、ライン上での自動外観検査可能 自動車のドア装着など対応 (1/2ページ)

2015.2.12 05:00

自動車のドア装着やシームレス鋼管の気泡などの自動外観検査が容易になった

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 テクノスは検査物の位置ズレを自動的に認識し、正確に検査できるセンサーシステム「ブレイン・ニューロ」を開発、販売を開始した。すでに実用化している目の機能を通じた「発見」に加え、脳の機能による「判断」を電子回路化した。既存のコンベヤーライン上でも位置補正を行わずに対処できるようになったため、これまで難しかった自動車のドア装着やシームレス鋼管の気泡などの自動外観検査が容易になった。自動車や国内外の大手鉄鋼メーカーなどを中心に売り込みを図り、初年度は10台の販売を目指す。

 テクノスは人間の視覚機能を電子回路化。人間が対象物の24センチまで近づいてようやく見えるようになる0.05ミリ角の点を、2メートル離れて1.4メートルの視野幅の中から毎分30メートルのラインで瞬時に見つける世界最高の高精度を実現している。しかし、コンベヤーで運ばれる際に揺れたりしてズレが生じるような物は、検査が難しかった。

 今回開発した装置には、位置補正のための空間解析フィルターに関する新技術を搭載した。これによって「人間の脳が判断する機能を付加」(山田吉郎社長)。ズレが生じた場合でも認識が可能になって、検査領域を広げた。

 例えば自動車のドアの装着工程。従来はコンベヤーで送られてくるドアを一定間隔で抽出し、ノギスによって100カ所程度のポイント部分を測定していたが、新商品を導入すれば1つのドアを数秒間でチェック。全量を確認できるため、品質体制が一段と向上する。

 また、板金などに文字や絵柄などを浮き彫りにするエンボス加工の凸凹部からも、的確に異常を検知していく。

 新機能を付加したことによって、新たな用途向けの需要を見込む。そのひとつが、熱間圧延(熱延)加工によるシームレス鋼管の生産だ。

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