【高論卓説】「早い段階の失敗」 成功への第一歩 齋藤ウィリアム浩幸 (1/3ページ)

2015.3.3 05:00

 私はジャパンパッシングと揶揄(やゆ)され、米アップルやグーグルのように元気のある世界的な企業がなかなか生まれてこない日本社会をイノベーションの力で元気にしたい! そんな思いから活動している起業家支援者である。

 10年前に日本に拠点を移したとき、頼りになる知り合いが全くいなかったため、そのハンディを補うように積極的に多くの人に会ってきた。10年間で築いた人的ネットワークの中には大企業の経営者もおり、いつしか経営の相談を受ける立場になった。

 企業経営者が口をそろえて言う悩みの一つが「イノベーション」だ。日本に限った話ではなく、世界中の最高経営責任者(CEO)や社長が抱える悩みである。米プライスウォーターハウスクーパースによる2013年の調査によると25カ国、30以上の産業にわたる1757人の経営幹部のうち80%以上が今後5年間の競争優位の条件として、新製品や新サービス、新ビジネスモデルを生み出すイノベーションを挙げている。

 なぜ世界中の経営幹部がイノベーションを起こすことに躍起になっているのか。それはイノベーションこそ企業が成長するために不可欠な要素だからである。前述の調査でも明らかにされているが、イノベーションを戦略的経営課題として扱っている企業は、そうでない企業と比較すると3倍ほど高い成長予測を示している。

 今、日本企業で破壊的イノベーションが起きにくい理由は以下の特徴からとらえられると私は考えている。

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