【講師のホンネ】櫻田毅 「高い視座」で仕事を部下に任せる (2/2ページ)

2015.3.18 05:00

 任せられない人たちの多くは、視座の高さがいまの職位そのものであり、上位の仕事のイメージに乏しい。目の前のアウトプットを最大化することにのみ関心が向くため、自分がやった方が早いという結論に正当性を持たせてしまう。

 そもそも部下に任せることの目的は、現場判断による業務のスピードアップと自律的な思考・行動による創造性の発揮、つまり、組織としての生産性の向上である。そこに、業務をドライブするための時間の捻出という動機が加われば、高い視座を持つ管理職は何とか実行しようと工夫する。

 決して管理職として自分が責任を負っていることを任せるということではなく、部下でもトレーニングさえ積めばできるようになる上位の実務を任せるというのが、正しい任せ方だ。管理職最大の腕の見せどころである。

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【プロフィル】櫻田毅

 さくらだ・たけし 1957年、佐賀県生まれ。アークス&コーチング代表。潜水艦の設計技師から資産運用の世界に転じ、外資系企業の役員など30年の会社人生を送る。講演やコーチングを通じて、元気に働く自律型人材の成長支援に携わっている。

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