国内最大規模の二輪車展示会「東京モーターサイクルショー2015」が27日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まった。29日まで。国内の二輪車新車販売台数が落ち込むなか、中高年や女性を狙った三輪バイクや若者向けアプリなども展示された。
42回目の今年はホンダ、ヤマハ発動機、川崎重工業、スズキなどの国内勢に加え、米ハーレーダビッドソンや独BMWなど海外メーカーを含む121の企業・団体が参加した。
ホンダはキャンプなどアウトドアでの利用者掘り起こしを目指し、小物収納などを充実したコンセプトカー「ブルドッグ」を公開。
仲間の位置情報を把握できるアプリ「ツーリングメッセンジャー」を出品したスズキは来場者から意見を集め、今夏にもサービス提供を始める。海外勢を中心に中高年や女性層の開拓が見込める3輪バイクの展示も目立った。