■勝久氏、涙声で最後のアピール
投票前に株主提案者の勝久会長の発言を許す。
勝久会長 「会社が10年前、15年前(の状態)に戻れるよう、元気な会社になるのに1年、2年かからないと思う。会社が悪くなったのではない。会社を悪くしてしまったんだ」
「私はこれだけ深刻に考えたことに理解していただけないのは非常に残念だが、存続できるのは私しかいないと思っている。株主さま、それをよく分かって判断していただきたい。社員がかわいそうだ。この一番大事な時期にそれだけだ。終わります」
株主の発言はモニター映像には出ないため、勝久氏の表情はわからないが、後半は声が大きく震えており、泣いていたように思えた。