第44回フジサンケイグループ広告大賞(産経新聞など主催)の受賞作が決まり、贈賞式が14日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。最高賞のメディアミックス部門グランプリには、パナソニックの「誕生、Jコンセプト」が選ばれた。同社は3年連続のグランプリ。
贈賞式には企業関係者ら約1600人が出席。審査委員長の作家、三浦朱門さんは「広告は、どういう未来を描けばいいかという『夢』の内容を語るもの。受賞作は、いずれも素晴らしい夢が作品化されており、素晴らしい仕事だ」と総評した。その後、プレゼンターの女優、水原希子さんからパナソニックの長榮周作会長に記念のトロフィーが贈られた。
受賞者を代表し、長榮会長は「お客さまの『生の声』を聞き、製品開発に生かすという商品企画の原点に返ったのが『Jコンセプト』シリーズ。グランプリ受賞に感謝するとともに、今後もお客さまの声に耳を傾けていきたい」とあいさつした。
同賞は新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などの広告を総合評価して顕彰する日本最大規模の広告コンクール。昨年1年間にフジサンケイグループの各メディアで掲載、放送された広告401点の中から5部門で計29賞が決まった。