【現場の風】社員の「気づき」 CSR活動で醸成 (1/2ページ)

2015.4.28 05:00

 □アメリカンホーム医療・損害保険 広報・CSR課長 只友真理さん

 --社会貢献活動に取り組んでいる目的は

 「保険会社として企業の社会的責任(CSR)を果たすことはもちろん、ボランティア活動を通じ『人の気持ちが分かる』社員を育てるのも狙いの一つ。当社では、お客さまとのコンタクトは主に電話での営業やコールセンターとなるが、対面での営業に負けないコミュニケーションを実現したい。社会的な活動が社員の『気づき』の場にもなっている」

 --活動の具体的な内容は

 「職業体験などのテーマパーク『キッザニア東京』に小児がんと闘う子供たちと兄弟、両親を招待する活動を2010年から続け、貸し切りで年に1回楽しんでもらっている。12年からは、病気や震災被害などの困難と闘う人たちがたすきをつなぎ、日本を1周する『みんなのMAEMUKI(前向き)駅伝』を実施。イベントには社員がボランティアで必ず参加している」

 --国連の「世界自閉症啓発デー」にも参加している

 「3回目となる今年の4月2日も、女優の東ちづるさんが代表を務める一般社団法人『Get in touch』が東京の原宿と表参道、青山で行ったイベントに協賛した。自閉症のアーティストが描いた絵に『世界は4月2日が何の日かを知っている』というメッセージを入れた新聞広告を掲載し、東日本大震災の被災地の菜種油を使ったブルーキャンドル4000個を配布した」

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