日本マクドナルドホールディングス(HD)が1日発表した、今年1~3月期の連結決算は、最終損益が145億円の赤字(前年同期は12億円の黒字)となった。今年に入り相次いで発覚した異物混入の影響などで来店客が減り、売上げも大きく落ち込んだ。四半期の赤字額としては平成13年の上場以降で過去最大となった。
同日発表された4月の既存店の売上高も前年同月比で21.5%減となり、昨年2月から15カ月連続の前年割れ。特に昨年12月以降は5カ月続けて減少幅が20%を超えた。
同社は「4月は期間限定商品が好評だったためマイナス幅は縮小傾向にあるが、厳しい状況が続いている」としている。