【講師のホンネ】ぶれない「マネジメント・スタイル」 櫻田毅 (1/2ページ)

2015.5.20 05:00

 外資系企業では、管理職クラスの人材を外部から採用することがよくある。そのポジションにふさわしい人材であれば、社内外を問わずに登用することで、高いレベルの新陳代謝を行うことが目的である。採用者には部門を丸ごと預けることになるため、選考は慎重に行われる。

 新たに部下となるメンバーが認めざるを得ないほどの、卓越した専門性と実績はもちろんのこと、高いマネジメント力を有していることが条件である。専門性がいくら高くてもマネジメント力に劣ると、部下の能力活用やモチベーションに影響し、組織としての力が十分発揮できないからである。

 私が採用面接時に必ず問うのは、候補者の「マネジメント・スタイル」である。マネジメント・スタイルとは、組織運営や部下との関わり方に関する「自分の姿勢」や「自分らしさ」のことを言う。

 例えば、Aさんは自分のマネジメント・スタイルを「ノー・サプライズ・ルール」と表現していた。言いにくいことほど普段から部下には伝えておき、評価面談時などで決してネガティブ・サプライズを与えないこと。これが信頼関係構築には欠かせないとの信念である。Bさんは、「90点主義」と語っていた。90点の仕事を3つやるよりは、70点の仕事を5つやることを志向する管理職もいるが、自分は90点の仕事を5つやることに挑戦させる。チャンスがあれば、妥協せずにギリギリまで挑ませることで、力強い人材が育つという考えである。

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