富士フイルムが「魔法の写真箱」商品化 デジカメやスマホの写真取り込み整理、自動分類も

2015.5.21 19:50

富士フイルムの新製品「ワンダーフォトボックス」をアピールするタレントの木下優樹菜さん=21日、東京都港区(南澤悦子撮影)

富士フイルムの新製品「ワンダーフォトボックス」をアピールするタレントの木下優樹菜さん=21日、東京都港区(南澤悦子撮影)【拡大】

  • 富士フイルムの新製品「ワンダーフォトボックス」をアピールするタレントの木下優樹菜さん=21日、東京都港区(高橋寛次撮影)
  • 富士フイルムの新製品「ワンダーフォトボックス」をアピールするタレントの木下優樹菜さん=21日、東京都港区(南澤悦子撮影)
  • 富士フイルムの新製品「ワンダーフォトボックス」をアピールするタレントの木下優樹菜さん=21日、東京都港区(南澤悦子撮影)

 富士フイルムは21日、スマートフォンやデジタルカメラで撮った写真データをまとめて保管し、自動で整理する機器「ワンダーフォトボックス」を6月5日に発売すると発表した。複数の機器で撮ったままにしてある写真データを整理したいというニーズにこたえる。同社が展開するプリントやフォトブックなどのサービス利用につなげる狙いもある。

 1テラバイトの容量のハードディスクドライブが搭載され、約15万枚の写真データが保管できるという。SDカードなどから取り込んだデータは、同社の解析ソフトにより、何が写っているかを自動判別して分類。カレンダーと組み合わせて時系列に並べるだけでなく、写っている人物ごとに分けたり、「夜景」「海」「ペット」など被写体別にも整理される。また、人物の表情やピント、明るさから写りのよさを評価する機能もある。

 写真はテレビ画面などで閲覧可能。パソコン用のプリンタでは印刷できないが、インターネット経由で同社のプリントサービスを申し込める。また、好きな写真をまとめて製本した「フォトブック」も注文できる。市場想定価格は3万5100円程度。

 同社の山元正人イメージング事業部長は、「スマホの普及で撮影する枚数が増え、画像整理に困っている人が多い。悩みを解決できる『魔法の写真箱』だ」とアピールした。

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