JT、飲料自販機事業を売却 ビール系3社が買収に名乗り「武器になる」 (1/2ページ)

2015.5.23 06:51

JTの「桃の天然水」や「ルーツ」が売られているジャパンビバレッジの自販機=東京都港区

JTの「桃の天然水」や「ルーツ」が売られているジャパンビバレッジの自販機=東京都港区【拡大】

 日本たばこ産業(JT)は22日、子会社で手がける自動販売機での飲料販売事業を売却する方針を固めた。販売競争の激化で採算が悪化していたため。JTは飲料関連事業から完全撤退し、たばこ事業に経営資源を集中させる。JT子会社が手がける自販機事業の買収に、既にビール系飲料メーカー3社が名乗りを上げており、新たな“嫁ぎ先”に注目が集まっている。

 JTは、国内に約26万台の自販機を持つジャパンビバレッジホールディングスに71%出資しているが、保有する全株式を売却する方針。JTは今年2月、飲料の製造販売事業から9月末に撤退すると発表しており、自販機も売却が妥当と判断した。

 売却に色めき立つのがビール系飲料会社だ。自販機は、設置すれば自動的に販売してくれるため、台数の多寡が販売数量に大きくかかわるからだ。買収に名乗りを上げる各社の自販機数は、サントリー食品インターナショナルが49万台、アサヒ飲料が28万台、キリンビバレッジが25万台。JT分を手中に収めれば、勢力図が塗り変わり、首位の日本コカ・コーラ(83万台)の背中も見えるだけに、激しい争奪戦を繰り広げている。

「高値づかみして損失が出る懸念もある」(証券業界関係者)との声も

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