検査員が遊技、性能データ収集 健全化推進機構、来月から調査

2015.5.30 05:00

 遊技産業健全化推進機構(代表理事・伏見勝氏)は20日までに、機構ホームページ上で「遊技機性能調査の実施について」のお知らせ(重要)を発表した。それによると、従来の立ち入り検査に加えて、検査員が実際に玉・メダルを借りて遊技を行う調査を6月1日より実施するという。

 収集する主な遊技データは次の通り。「ぱちんこ遊技機」(1)大当たり履歴の変遷(2)確率変動大当たりと通常大当たりとの比率(3)一般入賞口および中央入賞口への入賞状況など(4)払い出し個数の確認(5)その他、必要とされるデータ。「回胴式遊技機」(1)大当たり履歴の変遷(2)リプレイ、小役の確率(3)払い出しメダル枚数の確認(4)その他、必要とされるデータ。なお、調査開始からの半年間は行政への通報は行われない。ただし、6月からの半年間におけるパチンコホールの対応によっては、警察庁のさらなる規制を招く可能性もある。現実的なラインでどのように取り組んでいくのか、慎重かつ迅速な検討が求められる。

 一方、豊丸産業(名古屋市中村区)は21~23日、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された「国際福祉健康産業展(ウェルフェア2015)」にブースを出展。介護施設専用パチンコ「トレパチ」を出品した。トレパチは介護施設において、リハビリトレーニングやレクリエーションの一環として設置。玉の音を軽減する特殊コーティングや、音量の調整、発射速度の抑制など、年配者や要介護者に優しい構造で、玉をのみ込んだりしない封入式になっている。

 ブースは、開場直後から施設スタッフなどでにぎわい、試打する人が後を絶たなかった。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)

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