【本気の仕事講座】(57)町長は縁の下の力持ち (2/2ページ)

2015.6.2 05:00

縁の下の力持ちとして業務に取り組む葉山町長の山梨崇仁さん(左)

縁の下の力持ちとして業務に取り組む葉山町長の山梨崇仁さん(左)【拡大】

 新制度実施1年を迎えた5月には、実態を知るべく自らごみ収集車に乗り各家庭を回った。お互いの顔が見える町は、人がゆるやかにつながれる町であり、互助の精神が育まれ、それが地域力にもなっていく。今回の制度改革の成果はその証しであり、精神性の高い日本の原風景を見る思いだ。

 今回の取材は、町長室で行った。室内には権威を象徴するようなもの、華美な装飾など一切ない、極めてシンプルな空間だった。また、町長室では立ったまま執務をしているという。

 「自分に厳しく! が2015年のテーマです。シリコンバレーでも立ったまま仕事をしていると聞きますよ」と、笑いながら話す。

 「新たな仕組みをつくって時代を牽引(けんいん)するリーダーシップと、仕組みを守りながら民意を取り入れた改善のバランスが重要」と語る。終始柔和な姿勢の中に強い芯を感じるのは、筆者だけではないはずだ。

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【プロフィル】柴田明彦

 しばた・あきひこ 1959年、東京生まれ。亥年、乙女座、AB型。慶大法卒。83年電通入社、新聞局業務推進部長などを歴任し、2006年退社。一般社団法人「NS人財創造機構」を設立し、大学講義や講演会、研修を行う。14年に設立した「多様性工房」で、広報・宣伝や販売コンサルティングも手がける。著書は「ビジネスで活かす電通鬼十則」(朝日新書)ほか。

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