DK-SISによるセミナーでは「アウトの追求」をキーワードに業界の活性化が語られた【拡大】
ダイコク電機(名古屋市中村区)は、5月15日から今月3日まで東京、名古屋、大阪、福岡の全国4会場で「MIRAIGATE2015~IDEAS for ENERGY~」と題した展示会およびセミナーを開催した。
展示会のブース別テーマは「30パイコーナーの開拓」「4円コーナーのアウト増に向けた提案」「世代別集客ツールによるファンの囲い込み」「ファン目線の究極の機種活用」「スタッフのオペレーション効率を上げる」の5つ。市場課題の解決に向け、これらの視点から提案展示を行った。
5月29日の大阪会場では、セミナーの冒頭、同社代表取締役会長の栢森雅勝氏があいさつ。「めまぐるしく業界環境が変化するなか、何をしなければいけないのかが見えていない。これに対しヒントとすべく、弊社の展示会とセミナーはさまざまな切り口から提案をするもの」と、今回の試みを位置づけ。さらに、ドラッカーの言葉「事業の目的とは顧客の創造である」を引用し、「われわれが顧客を作るのは不可能なことだが、他店との差別化という価値の創造は可能。今回のセミナー、そして展示会の内容が業界活性化に寄与することを願う」とした。
セミナーでは、第1部でJSパートナー代表取締役の福島文二郎氏が「ディズニーから学ぶ 人材育成と顧客満足向上のヒント」をテーマに講演。ホスピタリティーとは何か、CS(顧客満足)を向上させるためのポイントについて、ディズニーランドのオペレーション事例や自身の経験を交えつつ説明した。続き、第2部ではダイコク電機DK-SISによる講演が行われ、開催日により成田晋治氏、服部祐治氏のいずれかの常任講師が担当。「TO SURVIVE! 混迷期の今この時、未来へつなぐ施策とは」と銘打ち、SISデータからみた業界動向や業績向上の施策などについてレクチャーした。