民事再生手続き中のスカイマークの再生計画案をめぐり、最大の債権者で米航空機リース会社のイントレピッド・アビエーションが米航空大手のデルタ航空に連携を打診していることが5日、わかった。イントレピッドはスカイマークがまとめた再生計画案に反対しており、今後の動向次第で再生に影響を与える可能性がある。
スカイマークは5月29日、東京地裁に投資ファンドのインテグラル(東京)、航空大手のANAホールディングス(HD)を主要スポンサーとする再生計画案を提出している。
これに対しイントレピッドはANAHDが支援に参加することに反対の意向を表明。同日、東京地裁にANAHD以外の航空会社が支援に参加する独自の再生案を提出していた。