アリョール 発電量シミュレーション 衛星データ解析で日射量予測 (3/3ページ)

2015.6.22 05:00

気象衛星の画像データを確認する山本社長

気象衛星の画像データを確認する山本社長【拡大】

 電力事業者は、太陽光などによる発電量の低下で電力供給が不足することがないよう、火力発電所を待機させている。効率的に運転する上で、精緻なシミュレーションへのニーズは高い。電力小売り全面自由化で新規事業者が増えれば「数時間後というきめ細かい予測サービスの需要は、さらに増えるはずだ」と山本社長は期待する。

 それだけではない。より小規模な家庭用の太陽光パネルや蓄電池への活用も広がっている。例えば、翌日に日射量不足が予測される場合は夜間の安価な電力を蓄えておくというように、放電・充電のタイミングを最適化して省エネと電気料金の節約に役立てられる。

 さらに、日射量データと発電実績が大きく乖離(かいり)していないかモニタリングすることで、太陽光パネルの故障発見にも活用が可能だ。

 サービスを通じて「太陽光発電の安定した普及に貢献したい」と語る山本社長。現在は「ひまわり8号」への対応に忙しいが、将来に向け、ドローン(小型無人飛行機)を使った高精度の日射量観測や、農業分野への応用なども構想している。 (山沢義徳)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。