ドイツの自動車部品メーカーであるボッシュは、自動運転機能を搭載した2台の電気自動車が新たにボッシュのテスト車両に加入したと、発表しました。
今回発表されたボッシュの新しいテスト車は、テスラ モデルSをベースにした自動運転用のテスト車両で、ドイツ・ボックスベルクでのインターナショナル オートモーティブ プレス ブリーフィング2015で発表されました。
ボッシュは様々なタイプの量産車に対応可能な自動運転システムを開発中で、このテスト車両への改造には、50の新しいボッシュ製コンポーネント、ケーブル1,300mが追加され、これらの改造には1,400時間の作業時間を要する、ということです。すでにボッシュはこの車両での公道試験を開始しています。
テスト車両は通常、測定装置やセンサー、機器類を装備しているため、外観からすぐにテスト車両だと分かるのが当たり前です。しかし、上の写真を見て分かるように、今回ボッシュのテスト車両に追加されたテスラの新型モデルSの場合は、車両の外観を見ただけではテスト車とは分かりません。