【トップの素顔】大河原愛子(1)日系3世、女性アントレプレナーの挑戦 (3/3ページ)

2015.7.6 05:00

 ◆父は実業家

 ハワイ時代は日本語を全然話しませんでしたので、いきなり日本の高校は難しいだろうと、当時、東京・目黒にあったアメリカンスクールに入学しました。アメリカ車で通っていました。その頃は、自動車はあまり見かけず、自転車がほとんどでしたので、珍しかったかもしれません。1ドル=360円時代で、ドルを持っている人たちは豊かでした。アメリカンスクール近くのおそば屋さんのそば1杯が30円ぐらい。自宅のあった麻布十番のお店にはチョコレートやコーヒーもなく、今の日本から見れば考えられないことです。

 アメリカンスクールは1クラス25人くらいで、トータルで500人の学校でしたが、欧米やアジアの人々、外交官やビジネスマンの子息たちがいました。多種多様な文化が混ざり合って、すごく面白かったです。ハワイでは文化が一緒。日系人も3世だと完全にアメリカ人でしたから、日本に来て初めていろいろな人たちと交流するという経験をしました。

 当時の日本は戦後十数年がたった頃で、一般の日本人は厳しい暮らしをしながらも、欧米諸国に追いつけ追い越せと、一生懸命に働いていたのがとても印象的でした。大きなビルもなく、ようやく都市開発が緒に就いたころでした。58年、自宅近くに東京タワーが完成します。日本が転換点の真っただ中にあったことが肌で感じられました。(ジェーシー・コムサ会長)

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