【トップの素顔】大河原愛子(2)日系3世 女性アントレプレナーの挑戦 (1/2ページ)

2015.7.7 05:00

6歳の頃、ハワイの自宅で両親ら家族と(左端が筆者)

6歳の頃、ハワイの自宅で両親ら家族と(左端が筆者)【拡大】

 ■米での大学生活、厚い差別の壁

 アメリカンスクールでは飛び級を使い、1年で卒業して、米イリノイ州エバンストンのノースウエスタン大学に入学しました。アメリカンスクールの学生のほとんどがアメリカ本土の大学に行きましたので、私もアメリカの大学に行こうと思ったのです。日本の大学は私の語学レベルでは、無理だったと思います。私一人でアメリカの大学に進学することにしました。

 ノースウエスタン大学で人生初めて大きな壁に突き当たりました。米国の大学には「ソロリティ」と呼ばれる女子学生の会があります。クラブ活動の一つですが、日本の大学のような時折集まって文化活動やスポーツをするのとは違って、キャンパス内にきれいなソロリティハウスがあり、20~30人が一緒に暮らすのです。一緒に食事や勉強をしたり、生活を共にしますので、仲良しの友達がたくさんできるのです。

 ◆最終面談で落とされ

 ノースウエスタン大学のソロリティに、私も入会したいと申し込みました。既存のメンバーが、私が仲間にふさわしいかを判断するパーティーや面談をするわけです。1次、2次、3次と合格するのですが、いつも最終の4次で落とされてしまいます。何度かチャンスがあるのですが、毎回4次で「残念ながら」と落ちる。悔しくて泣いて、泣いて。調べてみたら全米の組織ですから、白人オンリーとのルールがあったのです。とても悲しい思いでした。このルールを変えられないかと努力したものの、壁は厚かった。学生らの差別意識は強いわけではないのですが、ルールだからと耳を傾けてくれませんでした。このルールは数年後には改定され、私の弟は男性のクラブに入ることができましたが、私のときには間に合いませんでした。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。