東芝社長、日立との業績差に焦り? 最高益目指し幹部に圧力か (1/3ページ)

2015.7.15 06:07

東芝の田中久雄社長。営業利益の過去最高を更新するため、予算の達成を幹部に厳しく求めていたとされる(ブルームバーグ)

東芝の田中久雄社長。営業利益の過去最高を更新するため、予算の達成を幹部に厳しく求めていたとされる(ブルームバーグ)【拡大】

  • 東芝の業績

 東芝の不適切会計問題の要因ともされる経営陣から幹部への「圧力」をめぐり、田中久雄社長が現場に予算達成を強く求めた背景には、営業利益を就任時の2倍に引き上げ、過去最高を更新することへの強いこだわりがあったことが14日、関係者の話で分かった。問題を調べている第三者委員会も、不適切な会計処理を引き起こした要因の一つとして関心を寄せているようだ。「ライバル」と位置付ける日立製作所に業績で引き離されていることも、東芝首脳の焦りにつながった可能性がある。

 田中氏は2013年6月の就任時、経営のキーワードに「創造的成長」を掲げ、業績の改善に意欲を見せた。同年8月の中期経営計画では連結営業利益について、最終年度である16年3月期にそれまでの最高だった1990年3月期の3159億円を大きく上回る4000億円に引き上げる目標を設定した。

 2013年3月期の営業利益は1977億円で、目標達成には3年間で倍増させる必要があった。このため、田中氏は月例の報告会やメールなどで幹部に厳しく予算の達成を迫り、不適切な会計処理につながったようだ。

新規分野の開拓も拙速に進めた。13年9月に受注した…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。