【トップの素顔】大河原愛子(9)日系3世、女性アントレプレナーの挑戦 (1/3ページ)

2015.7.17 05:00

結婚式直後、夫の大河原毅氏(右)と

結婚式直後、夫の大河原毅氏(右)と【拡大】

 ■外食チェーンとの合併を強みに

 業務用ピザは販売ルートができるようになったものの、ピザの小売りはブランド力が弱く、芳しくはありませんでした。ただ、事業拡大に小売りは避けて通れないと自覚していました。

 ◆東京デリカを買収

 そんなときに、英国トワイニング紅茶で知られる片岡物産の片岡丈治社長(現会長)にお目にかかることができました。片岡社長はブランディングの神様みたいな存在でしたが、ドミノ・ピザジャパン創業者で弟のアーネスト比嘉が片岡社長を知っていて、パーティーで紹介されたのです。

 当時、片岡物産さんは子会社の東京デリカでデルソーレというブランドのピザを販売していました。私どものブランドのディマジオは、父の比嘉悦雄がヤンキースのジョー・ディマジオと親しかったことから相談したら、「僕の名前を使ったら」と言われ、単純に決めたそうですが、浸透しませんでした。

 そこで、プレゼンス(影響力)のあるデルソーレを譲っていただけないかと、金融機関を通して片岡物産さんに交渉したところ、了承していただき、2002年4月、東京デリカを買収することができました。速やかにブランドをディマジオからデルソーレに切り替えていきました。デルソーレブランドは今、全国のほとんどのスーパーに入っています。デルソーレブランドを譲っていただいたのは大きな転換点となり、「BtoC」(消費者向け)マーケットへの本格進出はそれをステップ台にして始まりました。

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