【神奈川発 輝く】リープ 店舗ごとに独自クラフトビール開発 (3/4ページ)

2015.8.6 05:00

「T.TBREWERY中島工場」には、出来たてのクラフトビールを楽しめる店舗もある=川崎市川崎区

「T.TBREWERY中島工場」には、出来たてのクラフトビールを楽しめる店舗もある=川崎市川崎区【拡大】

  • ホップと酵母の無限大の組み合わせの中から誕生した、個性的なクラフトビールの数々

【会社概要】リープ

 ▽本社=川崎市川崎区東田町2-10

 ▽設立=1995年7月

 ▽資本金=1000万円

 ▽従業員数=74人(パートタイム含む、6月時点)

 ▽事業内容=飲食店経営、クラフトビール製造・販売

                   ◇

 ≪インタビュー≫

 □寺田哲也社長

 ■本格的な醸造工場作りたい

 --リープを設立したきっかけは

 「19歳で父親を亡くして家族を養うため、夜間にバーでアルバイトを始めた。4年間で600万円近くため、バブルが崩壊した1991年、川崎駅近くにショットバー『HASHISHI』を開業した。お客さまの中に『ここで働きたい』という人たちが現れ、修業をしてもらいながら店舗数を拡大し、95年にリープを設立した」

 --社員教育で大切にしていることは

 「週に1回『寺田塾』と題した勉強会を開催し、独立支援や経営のノウハウなどを伝授している。当社に入社してからすでに16人が独立した。あとは6年前から給与を出来高歩合制に変えた。仕事を頑張ればわが身に返ってくるということもそうだが、店の売り上げはお客さまの店に対する評価であり、お客さまにどう喜んでいただくかを意識するようになるからだ。私より給料が高い社員も2人いる」

 --川崎での店舗展開にこだわる理由は

 「店舗を集積させると、店舗間の人員配置で融通が利く。川崎での飲食業歴が長いので、不動産屋からいい物件を先駆けて知ることができるのも大きい。何より、川崎の人は地元愛の強い人が多い。私自身も物心ついたときから買い物や遊びは川崎駅周辺で、川崎には深い愛着がある」

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