ハッカーが乗っ取り!?ドライバー真っ青 スマートカー“思わぬ死角” (1/5ページ)

2015.8.23 17:04

グーグルの自動運転車

グーグルの自動運転車【拡大】

 ITを駆使した近未来型自動車の「スマートカー」に、思わぬ死角が次々と浮上してきた。米国でインターネットに接続した車をハッカーが「乗っ取る」映像が公開されて物議を醸しているほか、米グーグルの自動運転車では事故が続発。メーカーは青ざめ、当局や議会が調査や規制強化に乗り出すなど、波紋を広げている。近未来の交通システムの主役と期待されるスマートカーだが、課題も浮き彫りになってきた格好だ。

 ハッカーが「侵入」

 広い高速道路を快調にひた走る1台の車。「異変」は突然起きた。ドライバーが何もしていないのにワイパーがいきなり動き出した。アクセルを踏み込んでいるのに、ブレーキがかかったように車が減速。さらにはラジオや空調も、透明人間が触っているかのように勝手に動き始めた。

 なすすべもないドライバーは真っ青に。一歩間違えれば重大事故へ一直線なのだから無理もない。

 米誌ワイアード(電子版)が7月21日に公開した映像には、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のスポーツ用多目的車(SUV)「ジープ・チェロキー」が、ハッカーに文字通り「乗っ取られる」様子が映し出されていた。

映像のチェロキーもそうで、ハッカーは数キロ離れた場所から…

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