ロボットに込めたホンダ精神 技術は人のために…事業化第1弾「歩行アシスト」 (1/4ページ)

2015.8.28 06:34

ホンダの「歩行アシスト」。11月にリース販売が始まる(ブルームバーグ)

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  • ホンダが1993年に初めて開発した人型ロボット「P1」。身長191センチ、重さ175キロの大型だった(同社提供)
  • 1997年に開発した「P3」(右)と初代ASIMO。P3は身長160センチ、重さ130キロまで小型・軽量化を進めた(同社提供)
  • 現在のアシモ。水筒の蓋をひねって開けることができる(同社提供)
  • ホンダの「歩行アシスト」。11月にリース販売が始まる
  • ホンダの「歩行アシスト」。11月にリース販売が始まる

 二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」を開発したホンダが、ロボット技術を初めて事業化する。11月に二足歩行の研究成果を生かし、障害のある患者らのリハビリなどで歩くのを助ける「歩行アシスト」のリース販売を始める。1986年にロボットの開発を始めてから約30年。「技術は人のために」という創業の精神を表す新製品がいよいよ誕生する。

 30年来の研究生かす

 7月下旬、都内で開かれた発表会で、記者は歩行アシストを体験した。重さ約2.7キロの歩行アシストを腰に付け、側面のモーター2つから延びるバンドを太ももに巻くと準備が完了。

 「足を2、3回上げ下げしてください。歩行アシストがももを上げたり、地面を蹴ったりする際に力を付与します」。ホンダの担当者の言うままに足を動かすと、ももを上げるのが少し軽くなった。

 当初は力に物足りなさを感じたが、担当者に促されて階段を上ると本領を発揮。階段を忘れるほど足が軽く感じ、リハビリ中の患者や高齢者に大きな効果がありそうだと実感した。

ホンダのロボット開発の歴史は長い。86年に…

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