JR東日本の冨田哲郎社長は2日の定例記者会見で、8月中に東京都内で連続発生したJR施設内での不審火をはじめ、4月から大規模な輸送障害が相次いだことについて、「非常に多くのお客さまにご迷惑をかけたことを心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ありません」と陳謝した。
冨田社長によると、連続不審火を受け、JR東は社内に対策本部を設置し、変電所や沿線などの警戒態勢を強化。重要拠点などで防犯カメラを増設することも検討していくという。
冨田社長は「それぞれの原因究明を行い、安全で安定した輸送を実現することで、お客さまの信頼を回復するよう全社を挙げて取り組む」と述べた。