革新的自転車メーカー「スペシャライズド」の注目モデルから見えたものとは? (1/7ページ)

2015.9.6 17:05

 毎年7月にフランスとその周辺諸国を舞台に開催される世界最大級の自転車ロードレース。それがツール・ド・フランスだ。1903年の第1回大会から数えて102回目となる今年は、7月4日から26日まで全21ステージ・3360.3kmで争われた。大会期間中はCSによる生中継に加え、BSでは連日ダイジェストが放送されるなど、近年は国内でも人気が高まっている。

 そんなツールにおいて選手と共に注目と話題を集めるのが、彼らが使用する自転車。世界の有力メーカーが各チームに最新モデルを提供することで、その技術を競い合っているのだ。その構図はF1などのモータースポーツと全く同じ。実際、今年優勝したクリス・フルームと2位のナイロ・キンタナのタイム差は3300km以上走っても、わずか1分12秒。ツールがいかにシビアなタイムレースであり、これを制するための激しい開発競争の場であることが、おわかりいただけるだろう。

 アメリカのスペシャライズドもツールに参加する有力自転車メーカーのひとつで、「ティンコフ・サクソ」「エティクス・クイックステップ」「アスタナ」の3チームをサポートしている。「アスタナ」のヴィンチェンツォ・ニバリが個人総合で4位、「ティンコフ・サクソ」のアルベルト・コンタドールが個人総合5位、ペーター・サガンがポイント賞に輝くなど、多くのトップ選手たちの活躍を支えているのだ。

 そんなスペシャライズドが2016年の新製品発表会を開催。独自の発想と理論による注目のモデルを発表した。まず、その模様からお伝えしていこう。

 ■誰もが“5分速く走れる”秘密とは? その開発をサポートしたのは世界的なF1チームだった!

 今回発表された新製品の中で最も注目を集めたのが、『S-WORKS VENGE ViAS 』だろう。当日はアメリカ本社から空力開発の責任者、クリス・ユー氏も来日。集まった関係者を前に、その完成車で40km走行すれば120秒、さらに新製品のスーツやヘルメット、シューズを着用すると、トータルで“5分タイムを縮める”という注目すべきプレゼンテーションを行なった。

ブレーキやギアチェンジ用のケーブルが見当たらない…

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