【作戦会議 成長へ次の一手】大栗芙実子氏×東濱理沙氏対談 (1/3ページ)

2015.9.7 05:00

 ■鮎川義介の教え“気配り”の重要性

 成長を目指す企業経営者が持つべき視点は何か-。多くの企業からブランディングや販路開拓などの相談を寄せられるOKURICOMPANYの大栗芙実子社長が、物販、セミナー開催、コンサルティングなど広範囲で活躍するHAPPY TIPS(ハッピーティップス)の東濱理沙代表と対談し、このテーマで意見交換をした。

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 大栗 現在、会社として取り組んでいることは?

 東濱 物販をはじめいろいろ手がけています。心がけているのは貢献できること。物販であれば「本当にいいもの」かどうか、それを買った方に喜んでいただけるかどうかを一番に考えています。

 大栗 最近ではフィリピンの「ピリナッツ」と呼ばれるナッツを日本で販売するなど、プロデュースしましたね。

 東濱 よくピリ辛ナッツと間違われるのですが、そうではなく、フィリピンのビコール地方の特産であるピリという木の実です。栄養バランスに優れ、味もよいのですが、希少性が高く日本には多く入っていません。日本の皆さんに気に入っていただけると思ったことが、取り組んだ理由の一つです。

 大栗 別の理由もありそうですね。

 東濱 はい。フィリピンが必ずしも豊かでないことと関係があります。現地で16年間、NPOを運営している知人が苦しい生活を送っておられる方々のために仕事を探しているのですが、そんな中でピリナッツに出合ったのです。これが日本で売れれば現地の生産農家が潤うと考え、フェアトレードで輸入するなどプロデュースをすることになりました。日本で受け入れられるために品質管理を徹底し、味付けも、パッケージデザインも工夫しました。また作業の全てをフィリピンの信頼できる工場で行うことで、現地に雇用が生まれました。商品名は願いも込めて「宇宙一幸せナッツ」にしました。

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