京野菜で異色のレシピづくり トマト消費拡大目指すカゴメの戦略 (1/5ページ)

2015.9.20 17:09

兵庫県南あわじ市内で行われた食育イベント。トマトの収穫に子供らが挑戦した=平成27年8月(カゴメ提供)

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  • 兵庫県南あわじ市内で行われた食育イベント=平成27年8月(カゴメ提供)

 九条ネギなどの京野菜と主力商品のトマトソースを使った異色のレシピづくりに、トマト加工品の最大手「カゴメ」が取り組んでいる。できあがったのは、京風トマトソースや、万願寺とうがらしのスムージー。地域色たっぷりのレシピを開発し、普及させることでトマトの消費拡大を狙う「戦略」だ。実は、こうした取り組みは国内で初めてではなく、世界にも通じる戦略でもあった。

 「トマトは世界で一番食べられている野菜」

 「トマトは日本でも、世界でも一番食べられている野菜です。その食材を、地域にあった形で食べてもらう。そのことを提案させてもらいたい」

 京都府立大学で9月7日に行われた、和食文化の高等研究機関開設に向けたキックオフ記者会見で、山田啓二府知事や、料亭「菊乃井」主人の村田吉弘さんらと登壇したカゴメの西秀訓代表取締役会長は、そう語った。

 カゴメと京都府は平成26年10月、府内の地域農業の活性化や地域ブランドの価値向上などを目的に「楽しもう京の食材パートナー連携協定」を締結した。ユニークなメニューは、その成果でもある。

京風トマトソースは、九条ねぎなどの京野菜や白みそに…

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