38度を超える気温が続いた今年の夏。朝夕がぐっと涼しい(17度ほどの)楽園のような北海道で暮らせている幸せをかみしめていました。そんな最中、二地域居住者が日本一多いといわれる釧路に出かけてきました。旅先で出会った50代半ばの女性は、マンスリーマンションに拠点を置いて、知床や阿寒湖、摩周湖を2泊3日単位でレンタカーを使い回っていました。インタビューしてみると、魚介類が予想を超えるレベルでおいしく、美術館や博物館も充実していることに感激したそうです。まだまだ新しい過ごし方の提案ができると手応えを感じました。アイヌ文化にコンブの味比べ、温泉の種類を体感してみるなど、テーマ別の周遊コースを作って情報発信していくと、まだまだ需要を掘り起こせそうです。
さらに、釧路市から、車で1時間30分ほど東にある日本最東端の根室市に3日間滞在したところ、釧路以上に涼しいことに驚きました。郊外だけではなく、中心街も本当に静かで心休まる場所でした。日々忙しく働いている人たちにとっては、心静かにリフレッシュできる場所は大きな魅力です。緑が多く、涼しい風が吹く中で何もしないというぜいたくさを、心ゆくまで味わえます。