第一生命、米社事業を買収 保険料等収入、年200億円増見通し

2015.10.2 05:44

 第一生命保険は1日、2月に買収した米プロテクティブ生命(アラバマ州)を通じ、米生保ジェンワースの一部事業を買収することで合意したと発表した。来年1月に買収が完了する予定で、買収金額は6億6100万ドル(約793億円)。ジェンワース傘下の保険会社が6月末時点まで販売してきた約27万3000件の死亡保障型の定期保険契約を引き継ぐ再保険形式による買収となる。買収により、第一生命の売上高に相当する保険料等収入は年200億円程度、増える見通し。ジェンワースは長期介護保険分野で昨年大幅な赤字を出し、事業売却を模索していた。

 第一生命は、過去30年で47件の買収を実施したプロテクティブを傘下に収め、米国での事業拡大を加速させる方針を示していた。

 国内の大手生保では、米国企業の買収が相次いでいる。米国は世界最大の市場で、収益への安定した貢献が見込めるためだ。人口減少で需要が頭打ちの日本に集中していた事業リスクの分散戦略という側面もある。

 プロテクティブのジョン・ジョンズ最高経営責任者は、米国市場について、「国民皆保険を目指す医療保険改革法(オバマケア)で保険加入者が大幅に増加する一方、生命保険市場の規制が強化されている」と指摘。今後の見通しについて、「効率化や規模拡大を意識した業界再編が進む」と分析している。

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