“仁義なき越境”顧客奪い合う電力各社 全面自由化に危機感強める (3/4ページ)

2015.10.13 07:00

関西電力や東京電力、中部電力が余剰電力を仕入れて販売する「新電力」の販売電力量

関西電力や東京電力、中部電力が余剰電力を仕入れて販売する「新電力」の販売電力量【拡大】

 今年7月の3社の販売電力量をみると、中部電のダイヤモンドパワーが5467万キロワット時と圧倒的で、東電のTCSが続く。TCSは供給開始から1年ほどにもかかわらず、3421万キロワット時と急成長し、1104万キロワット時の関電のケネスを大きく上回る。

 「東京」で決まる交渉

 東電の強みは、東京を本拠に全国展開する大手企業と古くからのつきあいがあることだ。TCSからセブンの関西店舗への電力供給についても「東京の本部で交渉を進めた」(セブンの担当者)。

 企業の流出が続く大阪に拠点を置く関電は「電力需要の3割以上が東電管内にある。自由化の主戦場は首都圏」(幹部)とみる。八木誠社長は「本社機能を(東京に)移転させた関西企業を中心に引き続き利用してもらう」と話す。

来年4月の電力小売り全面自由化で戦線は家庭用にも広がる

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。