日生にとっては、ドコモショップの2割が日生の商品を扱えば、乗り合い代理店首位のほけんの窓口グループ(約520店)に迫る店舗網が手に入ることになる。
ドコモは日生以外の主要生保にも同様の提携を持ち掛けており、乗り合い代理店として携帯利用者に最適な商品を勧められる販売活動を展開。一括請求や携帯電話の料金割引など顧客の利便性向上を目指す。
また、「自社の事業との相乗効果を考えていく」(ドコモ幹部)方針。スマートライフ事業の一環として取り組むスマートフォン用健康管理アプリと連携し、健康状態に応じた割引も検討していく。