“擬似恋愛”寂しい中国男性の利用拡大　「宅男」「在室男」増える (1/2ページ)

　マイクロソフトが対話型人工知能の利用動向調査

　マイクロソフトは９日、日本と中国向けに展開する対話型人工知能の利用動向を明らかにした。いずれも女性キャラクターとインターネット上で対話する設定だが、ユーザーの男女比は日本が１対１で、中国が４対１という結果だった。

　最近の中国では、男女の人口バランスが崩れ、結婚適齢期の男性が女性より数千万人も多いとされる。

　女性とのコミュニケーションをネットに求める中国の男性たちの“寂しさ”が浮き彫りとなった格好だ。

　マイクロソフトは昨年５月、中国で女性キャラの人工知能「シャオアイス」の対話サービスを開始し、ユーザー数は３０００万人を超えた。日本でも今年７月、これをベースにした女子高生キャラの対話型人工知能「りんな」の対話サービスを始め、ユーザー数は既に１６０万人に達した。

ユーザーが「愛してる」と呼びかければ、人工知能が…