日立、三菱、パナ、ソニー…自動運転技術、電機各社も市場開拓うかがう

2015.11.13 21:21

日立オートモティブシステムズの十勝テストコースで行われた自動運転技術のデモの様子=13日、北海道帯広市(黄金崎元撮影)

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  • 日立オートモティブシステムズが開発した自動運転の試作車=13日、北海道帯広市(黄金崎元撮影)
  • 日立オートモティブシステムズの十勝テストコースで行われた自動運転技術のデモの様子=13日、北海道帯広市(黄金崎元撮影)

 電機メーカー各社が、これまで蓄積した技術を自動運転車に応用し、新たな市場を開拓しようとしている。自動運転車をめぐっては、自動車メーカー各社が2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピックに向けての実用化を目指しているが、他の業界も入り乱れた開発競争が熱くなってきた。

 日立製作所の子会社、日立オートモティブシステムズは13日、十勝テストコース(北海道帯広市)で自動運転技術を公開した。日立グループの技術を結集した6台のデモ車を用意してテスト走行が行われた。

 デモではセンサーやレーザーで周囲を認識し、自動で車線変更し、先方の車を追う技術などを披露した。同社の川端敦常務最高技術責任者(CTO)は自動運転のセンシング技術や制御技術の分野で「20年に2桁のシェアを取りたい」と意気込みを語った。

 三菱電機も、宇宙事業の強みを生かし、人工衛星を用いて位置情報を把握する自動運転の試作車を開発した。パナソニックは、サイバー攻撃から車を制御するコアの部分を守る技術の開発に乗り出した。今後はセキュリティーの需要も高まるとみられ、17年以降に実用化したいという。

 家電事業が苦戦しているソニーも、スマートフォン用カメラで培った技術を生かし、高精度な画像センサーを「車の目」として売り込み、事業の柱に据える。

 自動運転車の主役はあくまで自動車メーカーで、電機メーカーは自社技術を使って支える立場だ。証券アナリストは、「電機メーカー間の競争が激しくなっており、付加価値の高い提案ができるかが、シェアの上位に食い込めるかのポイントだ」と話す。(黄金崎元)

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