東京エレクトロン、社長に河合副社長昇格

　半導体製造装置大手の東京エレクトロンは２５日、新社長に河合利樹副社長（５２）が昇格し、東哲郎社長（６６）が取締役相談役に就く人事を発表した。いずれも２０１６年１月１日付。経営陣の若返りを図り、新体制で業績拡大を目指す。

　東氏は同業で世界最大手の米アプライドマテリアルズとの経営統合を主導し、１３年に契約の締結を発表した。ただ米司法省が公正競争を阻害すると難色を示し、今年４月に統合を撤回していた。

　河合　利樹氏（かわい・としき）明治大卒。８６年東京エレクトロン。１５年６月から副社長。大阪府出身。