東京ガスは24日、武州ガス(埼玉県川越市)など中堅都市ガス5社と家庭用電力販売で業務提携すると発表した。
東ガスは来春の家庭用電力小売りの全面自由化に合わせ、供給エリアの首都圏でガスと電気のセット販売を始める。地域のガス会社と組み、東ガスの供給エリア外での電力販売の拡大を目指す。
5社は武州ガス、太田都市ガス(群馬県太田市)、坂戸ガス(埼玉県坂戸市)、東部ガス(東京都中央区)と昭島ガス(東京都昭島市)。いずれも電気とガスのセット割引を検討する。
武州ガスの契約件数は20万6000件、坂戸ガスが3万4000件、太田都市ガスは1万2000件、昭島ガスは3万1000件。東部ガスは秋田、福島、茨城の3県で21万9000件の契約がある。