【Bizクリニック】高齢化する世界、日本はリーダー役を (1/2ページ)

2015.12.15 05:00

 □日本介護福祉グループ代表取締役・藤田英明

 世界全体が高齢化してきている。日本と同様、他の国も経済成長とともに少子化が始まり、高齢化が進んでいる。すでに超高齢社会を迎えている日本は、世界のリーダーにならなければならない。少子化を多子化に、高齢化を若齢化し、不況を好況にする方法を早急に編み出す必要がある。実現できれば日本は世界のリーダーたり得る。そのために筆者も力を尽くしたい。

 総務省がまとめた「世界の統計2015」によると、平均寿命は日本が断トツの1位。2位フランス、3位オーストラリア、4位スウェーデン、5位英国と続く。日本は長寿大国で超高齢社会であることを、もっと世界に誇るべきである。

 次に1950年と2010年の人口推移を比べると、上位3カ国は1位中国、2位インド、3位米国で変わらない。これに対し日本は5位から10位に順位を落としている。代わって順位を上げたのはインドネシア、ブラジル、パキスタンなどの新興国で、人口増と経済発展が比例関係にあることを証明している。30年と50年の将来予測をみると、30年にはインドが1位に躍り出て、中国2位、米国3位となる。日本はこのまま推移すると30年に1億1500万人で13位、50年には9500万人で19位に下がる。

 また、10年に7.6%だった全世界の65歳以上の高齢化率は、50年に16.2%まで上昇すると予測されている。これは超高齢先進国である日本の躍動するフィールドが現れることでもある。中国に至っては10年に8.2%だった高齢化率が、50年に23.3%まで上昇する。中国の50年時点の人口予測は14億人だから、3億2600万人の高齢者が中国国内に存在し、そのうち介護を必要とする人は15%(現在の日本の平均)だとすると4890万人に及ぶ計算だ。これは、現時点の日本の要介護者数の10倍に当たる。

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