三菱商事は15日、ミャンマー財閥のサージパン&アソシエイツ(SPA)グループと折半出資で三菱自動車の車を販売する合弁会社を設立したと発表した。同日、ヤンゴン市内に新車のショールームオープンし、年度内にも新車の輸入販売の許認可を取得し、本格的に営業を開始する。具体的にはタイや日本などで生産されたパジェロなどスポーツ用多目的車(SUV)を中心に販売、10年後に1万台を目指す。
既にSPAは単独でヤンゴンとマンダレーに三菱自動車の車のアフターサービスや修理などを行うサービスショップを展開。三菱商事と新車販売に本格参入することでブランド力を高める。