中小企業で広がる「子連れ出勤」 人手不足解消、新ビジネスも登場 (3/5ページ)

2015.12.21 07:20

子連れでの出勤が可能なソウ・エクスペリエンスの社内=18日、東京都目黒区

子連れでの出勤が可能なソウ・エクスペリエンスの社内=18日、東京都目黒区【拡大】

 同施設へは、1歳以上、小学校3年生以下の子供を連れていくことができる。例えば、小学校での授業が終わった子供にママスクエアへ来てもらうことも可能だ。こうした点が評価され、300人以上の応募があった。

 4歳と1歳の子を持つ川崎市多摩区の高岡絵美さん(31)は以前、結婚式場で働いていたが、「書き入れ時の土曜、日曜日は保育園は休みのところが多く、子供を預けられる場所がなかった」。

 ママスクエアの藤代聡代表は土日へのニーズに対応するため「週3、4日とか短時間でも働きたいと考える人は多い」と考え、保育を担当する人の勤務シフトをうまく調整し、「ワークシェアリング」も取り入れて子連れ出勤のサポート体制を築いている。

 京王電鉄沿線価値創造部の平松渉課長補佐も「子育て世代の家族に選んでもらえるまちづくりを進めていけば、沿線価値の向上にもつながる」と、期待を寄せる。

一方で20年近くも前から子連れ出勤を認めている中小企業もある

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