チリ産ワイン、首位の仏に肉薄 1~11月輸入18%増 安さ武器に浸透

2015.12.28 08:00

バルで飲まれるチリ産ワイン=東京都千代田区の「飯田橋ワインバル八十郎」

バルで飲まれるチリ産ワイン=東京都千代田区の「飯田橋ワインバル八十郎」【拡大】

 安価で飲みやすいと評判のチリ産ワインの輸入量が伸びている。財務省の貿易統計では、長年にわたって首位を守ってきた王者のフランス産に1~11月の累計で肉薄。年間でトップの座を奪うかどうか、12月の行方に注目が集まっている。

 チリ産の年間輸入量は2013年にイタリアを抜き、フランスに次ぐ2位に浮上した。1~11月は4684万リットルと前年同期に比べ18.0%増え、3.2%減の4806万リットルだったフランスと競り合っている。11月にフランスが新酒「ボージョレ・ヌーボー」で巻き返したが、10月まではチリが上回っていた。

 チリ産が日本国内で普及してきたのは、日常的に飲むワインとして選ばれているためだ。日本とチリの経済連携協定が07年に発効して関税が段階的に下がり、より買い求めやすくなったことが背景にある。

 ワイン大手メルシャンによると、11月に量販店で販売された750ミリリットル瓶の平均価格はフランス産の1026円に対し、チリ産は591円と4割程度安かった。

 チリ産を迎え撃つフランス産はボルドー、ブルゴーニュなど生産地域ごとに異なる味わいが特長だ。パーティーなど特別な場面で楽しむ人が多く、クリスマスや年末にかけてどこまで輸入量を稼ぐかが焦点となる。

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